シャンパーニュ委員会訪問
8月25日awa酒協会の研修で、シャンパーニュ委員会を訪問してきました。
シャンパーニュ委員会は規定の監視役としての組織、シャンパーニュの政府であり行政、商品は規定通りに製造するからこそコストがかかる、だからブランド力が必要、高い価格で売る必要があるからである。
そのため組織を優先し、個別のメゾンのことは後回しになることが重要である。
シャンパーニュの販売量は32500万本、スパークリングワインの10%だが売上金額だと30%にもなる。
5000銘柄あり、そのブランド力のために名称を保護している。
シャンパーニュ委員会は、全てのブドウ栽培、ボトルを売っている人が加盟し、支払いをしなくてはならない。組合員は2万人、2500万ユーロの予算がある。
模範的な産業である自負、品質の向上、産業の永続性が目的、シャンパーニュの名称はブランド力が高いから悪用されることが多く、名称は125カ国で保護されている、それを世界10ヶ所の事務所で管理している。
シャンパーニュメゾンは350社、その内300社はファミリービジネス、LVHのシェアは30%にもなる。